Styleflowとkintoneの連携設定は、書類ごとに行う必要があります。kintoneのアプリ情報の設定から項目の紐づけまで、管理者が行うべき設定手順を詳しく解説します。
🚨 設定前の重要事項
- 機能有効化:事前にStyleflowサポート窓口への相談が必要
- IPアドレス制限:kintone側でIPアドレス制限をかけている場合は、Styleflowからのアクセス許可設定が必要
- APIトークン権限:「レコード閲覧」「レコード編集」「レコード追加」の全権限が必要
📋 設定の全体手順
kintone連携の設定は以下の手順で行います:
Step1️⃣:基本設定
- 書類でkintone連携フラグを有効化
- kintoneサブドメインの設定
- ゲストスペースID(必要に応じて)
Step2️⃣:アプリ情報設定
- 連携対象のkintoneアプリID
- アプリから生成したAPIトークン
Step3️⃣:項目紐づけ設定
- 更新レコード選択項目の設定
- kintoneの更新項目とStyleflowフォーム項目の紐づけ
- 最大100組まで項目の紐づけが可能
🔧 Step1:書類の基本設定
まず、連携したい書類でkintone連携機能を有効化します。
1-1. 書類管理画面へのアクセス
- 管理メニュー > 書類 を選択
- 連携したい書類の編集画面を開く
1-2. kintone連携の基本設定
| 設定項目 | 設定内容 |
|---|---|
| kintone連携フラグ | 「連携する」にチェックを入れる |
| kintoneサブドメイン | 連携するkintoneのサブドメインを入力 (例:https://xxx.cybozu.com の「xxx」部分) |
| kintoneゲストスペースID | ゲストスペース内のアプリと連携する場合のみ入力 |
⚠️ サブドメインの確認方法
kintoneのサブドメインは、kintoneログイン後の「cybozu.com共通管理」から確認できます。
1-3. 設定の保存
設定完了後、「更新」ボタンを押下して基本設定を保存します。
🔗 Step2:kintoneアプリ情報の設定
連携対象のkintoneアプリの情報を登録します。
2-1. kintone連携設定画面へのアクセス
- 書類の詳細画面を再度開く
- 画面下部の「kintone連携設定」リンクを押下
- 「追加」ボタンを押下
2-2. アプリ情報の入力
| 項目名 | 入力内容 | 必須 |
|---|---|---|
| アプリID | 書類と連携させるkintoneアプリのIDを入力 | ✅ |
| アプリトークン | 連携させるアプリから生成したAPIトークンを入力 | ✅ |
🔑 APIトークンの必要権限
- レコード閲覧:既存レコードの参照
- レコード編集:既存レコードの更新
- レコード追加:新規レコードの登録
⚠️ 重要な注意事項
アプリ情報を登録しただけでは、kintoneと連携されません。次のStep3で項目の紐づけ設定を行う必要があります。
🔗 Step3:項目紐づけの設定
Styleflowのフォーム項目とkintoneの項目を紐づける設定を行います。この設定により、承認完了時に自動的にデータが連携されます。
3-1. 紐づけ設定画面へのアクセス
- kintoneアプリの登録後、「連携ID」のリンクを押下
- 項目紐づけ設定画面が表示される
3-2. 紐づけ項目の設定
| 設定項目 | 設定内容と役割 |
|---|---|
| 更新レコード選択項目 | 申請画面から更新するkintoneのレコードを選択する項目 • 設定すると申請画面に虫眼鏡アイコンが付与される • レコード選択時:既存レコードを更新 • レコード未選択時:新規レコードを登録 |
| kintoneの更新項目 | 承認完了時に更新対象とするkintoneの項目 (対応形式:文字列(1行)、文字列(複数行)、数値、日付、時刻、リンク) |
| 更新内容項目 | 承認完了時にkintoneの項目の値となるStyleflowのフォーム項目 (対応形式:日本語全角、複数行テキスト、英数半角、数値、日付、時刻、リンク) |
3-3. 対応可能な入力形式
📝 更新レコード選択項目で指定可能な形式
- ✅ 日本語全角
- ✅ 英数半角
- ✅ 数値
📊 更新内容項目で指定可能な形式
- ✅ 日本語全角
- ✅ 複数行テキスト
- ✅ 英数半角
- ✅ 数値
- ✅ 日付
- ✅ 時刻
- ✅ リンク
3-4. 複数項目の紐づけ
📈 複数項目の設定
- 「追加」ボタンを押下することで、最大100組まで連携する項目を設定可能
- 設定完了後、「更新」ボタンを押下して保存
🎯 設定後の動作確認
申請画面での表示確認
💡 設定完了後の画面変化
- 虫眼鏡アイコン:更新レコード選択項目に設定した項目に表示される
- レコード選択:最新100件のkintoneレコードから選択可能
- データ転記:レコード選択時に紐づけた項目に自動でデータが転記される
連携パターンの動作
| 操作パターン | 動作結果 |
|---|---|
| 🆕 新規登録 | 更新レコード選択項目からレコードを選択せずに承認完了 → 入力内容がkintoneの新規レコードとして登録 |
| 🔄 既存更新 | 更新レコード選択項目からレコードを選択して承認完了 → 選択したkintoneレコードが更新 |
⚠️ よくある設定エラーと対処法
🚨 虫眼鏡アイコンが表示されない場合
- 更新レコード選択項目に設定したフォーム項目が書類のフォームに存在しない
- 許容されていない入力形式のフォーム項目が設定されている
- → この場合、更新内容項目の入力内容がkintoneアプリの新規レコードとして登録される
🔴 連携が実行されない場合
- 紐づけたフォーム項目が申請画面に表示されていない(フォームレイアウトに未設定)
- → kintoneのレコードに空のデータとして登録・更新される
- APIトークンの権限が不足している
- → 「レコード閲覧」「レコード編集」「レコード追加」の全権限を確認
🎯 設定のベストプラクティス
🔑 成功のポイント
- 段階的設定:まず1つの項目で動作確認してから他の項目を追加
- 権限確認:APIトークンの権限設定を事前に確認
- テスト実行:本格運用前に必ずテスト環境で動作確認
- 項目対応表作成:Styleflowとkintoneの項目対応表を作成して管理
- エラー監視:連携失敗履歴を定期的に確認
🎯 まとめ
kintone連携の設定は、書類の基本設定、アプリ情報の登録、項目紐づけの3段階で完了します。
📝 設定完了後の確認事項
- 申請画面の表示確認:虫眼鏡アイコンの表示
- レコード選択確認:kintoneレコードの取得
- データ転記確認:選択レコードのデータ転記
- 連携動作確認:承認完了時の連携処理